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海の大公園

海の大公園

17歳から18歳まで『現代詩手帖』およびネット詩投稿サイトの「poenique」に投稿したものから集成している。「オウバ蝶」や「白い鸚鵡」など、紙媒体では未発表のものも収録しており、ネット詩という潮流からも大きな影響を受けている。

また当時の『現代詩手帖』投稿欄は武田肇氏、松尾真由美氏が選者をしており、両氏により採用された詩の多くも収録してある。

発売日2006年8月30日

焼け跡

焼け跡

前作『海の大公園』の内容を引き継ぎつつ、若者の風俗や都市の情景をテーマに置いている。散文詩を多く収録しつつ、一方でさまざまな詩形にも試みている。

また、この時期の作品は詩誌『Aa』や『ガニメデ』などに発表したものが中心になっている。2000年代後半は詩誌への参加も活動の一環であった。

発売日2012年7月31日

水辺に透きとおっていく

水辺に透きとおっていく

前半では行分け詩、後半では散文詩という構成をとる。前半部分はカニエ・ナハ氏のプロデュースした詩集『白くぬれた庭に宛てた手紙』に収録された作品のいくつかが再録されている。

また、後半部分は「ユリイカ」や「詩客」に発表されたものを中心に集成されている。第26回歴程新鋭賞受賞詩集。

発売日2015年5月20日

もうあの森へはいかない

もうあの森へはいかない

榎本櫻湖のプロデュースしたarchaeopteryxの『水門へ』に収録されている詩が再録されている。

全体を通して「季節」がテーマとなっており、異世界に住む人間ではない生き物たちの静かな暮らしや、学生時代の追憶がテーマとなって構成されている。

発売日2019年7月31日

燃える庭、こわばる川

燃える庭、こわばる川

広島の史跡や伝承が翻案された作品で構成されている。原爆や土地の記憶を起点に伝承と現実世界をつなげること、つらねることを目標として作られた。

ホボロ島をテーマにした作品は、広島大学の沖村名誉教授の協力によって詳細な図録がつけられた。

発売日2022年3月1日

白くぬれた庭に充てる手紙

白くぬれた庭に充てる手紙

宮島をテーマに作られた前半は『藝藩通志』という地誌をもとに構成している。猿や鹿などの動物や環境問題も重要なモチーフである。後半では、バスケットボールの詩などを挟みながら、季節の変化を素描している。

前回の詩集『燃える庭、こわばる川』からテーマを引き継ぎながら、行分け詩や散文詩などいくつかの詩形が試みられている。

第62回歴程賞受賞詩集

発売日2024年7月31日